さごたに通信

2011年12月15日 05:33:33 カテゴリ: 未分類

昨日朝の突然の書き込みで、多くの方にご心配をおかけしました。

まず結論から申しますと、「現時点では、特に大きな問題は見つからない。ただ、CT画像の詳しい解析に数日かかるので、後日こちらから連絡しますので、五日市K病院の方に来ていただくことになります。」

「では、明日の朝から、ジョギングを再開していいですか?」と、私が最も聞きたい質問をダイレクトにぶつけると、その全県的に著名なH先生、ややためらいがちなトーンで「・・・まあ、いいでしょう」

やったぁ!である。これで、救急搬送の11・28(奇しくも、わが次男=このサイトの作成者にして管理人=の20ン歳の誕生日)から17日間封印していた「日課の国道433ラン」を、今朝から再開しま~す。

以上、公式版というか、概要であります。

このあと、タイトルを改めて、「非公式版」じゃないけど、検査の過程の詳細かつ愉快な(!)描写を書いて見ます。そういえば、以前からの読者の方々はご記憶かもしれませんが、旧版の「さごたに通信」は「まじめ編」と「ぶっちゃけ編」の二つに分かれていて、後半期は「ぶっちゃけ編」ばかり・・というか、両編が渾然一体となってた記憶があります。その「ぶっちゃけ版」を、これからかなりの時間を割いて書いてみようか・・と。

 

2011年12月14日 07:23:28 カテゴリ: 未分類

まったく脈絡なく、突然なテーマではありますが・・・

約1週間前からわかっていた今日の予定、ここには書くまい・・第一なじまないなぁ・・と思っていたのですが、やっぱし、簡略に書いておくことに決めました。

ことの発端は、11月28日の朝、日課のジョギングを終えた直後に突然意識を失って倒れ、そのまま救急搬送された・・ということなのですが、直後の脳の検査(MRIってのを、生まれて初めて体験しました)でも、心電図でも特に何も出ず(脳外科の先生から、「あんたの脳は年齢の割りに若いんちゃう?」とほめられ(?)気分良くしたりしました)あくる日に再訪して、今度は循環器科の検査を受け、心臓の超音波検査と、そのあとでカラダに心電計を装着して24時間自動記録。

あくる日(30日)に再訪して、そのサイボーグをはずしてもらい、さらに数日後にまた行って、それらの検査の分析結果について詳しい説明を受けたのですが、あらかじめ指定されてた、「測定期間内に、かなり激しい運動をするように」というのをビビって若干控えめにしたのが悪かったのか、その広島県でも高名な循環器系の医師というその先生、「ちょっとキツめの過負荷試験をしますんで、私の本来の拠点であるTs病院まで来てください」

・・で、今日、広島平和記念館の正面にある、有名なTs病院を訪ねることになった・・という次第。

受ける検査は

1.心臓冠動脈のCT検査

2.心電計など、いろいろなプローブを貼り付けての過負荷試験・・具体的には、ランニングマシンの上を思いっきり走り、倒れたときの状況を再現して、そのときの心臓と冠動脈の挙動を詳しく測定する!

「まあ、病院の中ですし、AEDをスタンバイしてますから、安心して倒れて下さい」という医師の言葉は、半ば冗談ではあろうが・・。

とにかく、検査結果が出て診断が付くまでは、ジョギングは控えて・・といわれて16日間全く走ってないこの体に、「ぶっ倒れるまで走れ」は、文字通り「過負荷」ではありましょうな。

念のためですが、今すぐどうこう・・という病状ではありません。私としては、ちゃんと日課のジョギングを、今後も続けられて、1・8に申し込んでる「玖珂桜つつみマラソン10キロ」に出場できて、さらに、最目標である来年(たぶ再来年)の「廿日市・宮島パワー・トライアスロン」に出られるかどうか・・それだけが関心事なのであります。

ですが・・最初に搬送された五日市のK病院での診察の際、「高円宮(たかまどのみや)のようになってはいけませんから」というあその先生の言葉がアタマの中をめぐり、「こんなに早く死にたくはない」と、やはり人並みに思ってしまうのであります。

(完)

 

2011年12月12日 09:05:32 カテゴリ: 未分類

8時前に到着すると、すでにアストロのオヤジさん(スタッフはじめ周辺からは「先生」と呼ばれてるらしいけど、オヤジさんは、小生からはそう呼ばれたくな いらしく、やむなく仮に「オヤジさん」と呼ぶことに)がと一般宿泊客の方々と談笑中。早くから現れた小生を快くその談笑の輪の中に加えてくださり、次から 次へと現れるお客さんたちとの会話、いや盛り上がること盛り上がること(写真1)。

ところが・・・肝心の「作業」は、ちょっとした手違い(小生の聞き違い?)で、今日はやらないことになり、またあらためて18(木)に出直すことに。その 後はひたすらトークand トーク・・・ついにお昼までいただいて、さらに延々と話し、その後やっとオヤジさんからは建設の段取りや設計についての詳しい(かつマジメな!)説明を受 けたりして(写真2,3)、結局午後遅くになってようやく退散。

 

<写真1 アストロおやじと宿泊客の方を囲んで>

ヒゲしげ爺のブログ-建設予定地<写真2「個人天文台での世界最大屈折望遠鏡」ドーム建設予定地>ヒゲしげ爺のブログ-「ご神体」または「ご本尊」
                                                                  <写真3「ご神体」または「ご本尊」>
2011年12月12日 08:39:18 カテゴリ: 未分類

一昨日(12月10日土曜日)から昨日にかけて、表記の作業に参加させてもらって来ました。

そこでの諸々・・・特に初対面の方々との 心踊る出会いや、例によって、私が赴く処必然的に惹き起こされる「事件」の数々について書くことは、とても楽しいことなのですが、まずは、その「前座」 (プレ記事)として、例によって「裏ブログ」から、以前の記事を再掲載しておきます(⇒次の記事。今度は「逆転」がおきないよう、とりあえず先にこれを載 せちゃいますね)

2011年12月12日 08:29:20 カテゴリ: 未分類

会場の湯来南公民館に着くと、すでにほぼ満席状態(前の記事の写真)、区役所の獣害(じゅうがい・・・全く、農業用語は、ワープロ辞書にありません なぁ~)対策課の方からの挨拶と講師紹介の後、講師である井上雅央氏(独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構近畿中国四国農業研究センター鳥獣害研 究チーム長)による、「こてこての関西弁」の軽妙な語り口による、とてもわかりやすい講演。

軽妙ではあるけど、中身はとても斬新かつ「目からウロコ」ものでした。

曰く・・・今日の皆さんの前は話しやすいなぁ~、前の方にネクタイ締めたエライさんがずら~っと並んではるとこは、ハナシにくぅてかなん・・第一、話したことが成果あったためしあらへん。

曰く・・・そういう「エライさんが、前の席にずら~っと・・・」の地区では、見当はずれの対策ばかりしよってからに、ちっとも効果あがりよらん・・むしろ逆効果や。行政が何千万、何億ゼニつっこんでも、方向がまちごぉとるさかい、裏目裏目にでよんねん。

で、 結論的としては、「野猿被害対策の要諦は、とにかく『餌付け』をやめること、しかも、地域住民全体の協力でやる」ことに尽きる、これができてなくて、いく ら電柵(でんさく・・これくらい、ワープロに入れて欲しなぁ)やら、そのほかいろんな高価な対策しても、逆効果だけである。」

さらに、電柵や花火による威嚇についての具体的な説明があったのだが、その中で、かなりキワドイ事例もあったので、ぜひとも、それをここで紹介したいのではあるのだが・・・。

こ の事例についてお話になる前に、「だれかビデオ回しとらへんやろな?」と、半ば冗談っぽく、しかし眼光鋭く会場を見渡したあと、「いや、こないだこの 話したら、動物愛護団体から苦情きましてん」・・思わず何だろう・・と、ますます注目度が上昇してしまうのを見計らって、一気に話されたその内容と は・・・

ここで、再び「続く」とやったら、ブーイングの嵐(!)に襲われそうなのですが、講師の先生がそこまで警戒なさったその「事例紹 介」を、やはり半ば公開であるこのHPに載せるのは、少々ためらわれます。そこで、今回は「続く」ではなくて、最後にひとつ、別の話題を付け加えて、最後 は「完」としますね。

「最後に、ひとつだけ質問を受けます」との司会者の言葉に促され、講演冒頭から訊ねたかったことがあったのだが、一瞬ためらっているうちに隣の方が手を上げて、別の質問をなさった。

 

講演のあと、近くの現場にみんなで移動し、電柵についての実地指導がありました。それが終わって、皆さんからの多数の質問が一応終了したあと、やっと「二人っきり」になったのを見計い、意を決して先ほどの「聞きそびれた質問」をぶつけてみた。

「講演の冒頭でお話になった、『エライさんが来てると、行政が何億突っ込んでも・・』というハナシ、少々利権の匂いがしますね」

「少々の匂い・・・どこのハナシちゃうで、あんさん!モロ利権がらみや・・・あいつら、予算だけ引っ張ってきよって、自分らのフトコロにゼニ転がり込むことに、この「獣害対策」利用しよる・・・ホンマけしからんやっちゃ!」と、吐き捨てるように。

こ の質問、もし、小生自らの気の弱さをかなぐり捨てて講演会場で発してたら、果たしてどのような返答をなさったのであろうか・・・やはりしてみればよかった・・い や、やっぱし・・・と、先ほどの「動物愛護団体」云々の強烈な印象と相俟って、私の中で悶々がうずまきつつ、つるべ落としの秋の田園の一日は暮れ行くのであっ た。

(完)