さごたに通信

2015年2月27日 07:47:34 カテゴリ: 未分類

「夢のごとき半日」続きです。「完結編」として、食事会と、そのあとのバラ園見学について、一気に書き上げます。

講演会場の宮園市民センターからすぐ近くの中華料理店「彩家(さいか)」まで、それぞれのクルマを連ねて移動し、ちょっと危なっかしい駐車場に停めますと、早速しゅーまん先生が、我が愛車の後ろに張ってあるステッカー(写真)に目を留められて、私から得意の「アインシュタインの宇宙方程式」について、さらに、かのアインシュタイン先生がかつて「わが生涯最大の失敗だ」と嘆息なさった「宇宙項」についてひとくさり。この辺りから、早速「物理談義」が開始され、お店までの途上でも、さらに着いてからも隣同士に席を占めて継続しました。

我が愛車の後部に張った「宇宙方程式」のステッカー

我が愛車の後部に張った「宇宙方程式」のステッカー

実にいろいろな専門的なお話を伺いましたが、中でも先生が目下取り組んでおられる「凝固体の内部では、通常電子は1次元的な動きをするんだけど、隣同士の電子のパスが接近したときに、一時的に交換が起こって、擬似的に2次元的振る舞いをするようになる」という現象に、大いに興味を持ちました。

私が大学で「物性」の講義を聴いてから、すでに40ン年が経ちます。「物性物理」は正直あまり好きになれなかったのですが、当時こんな現象を知っていたら(当然、ごく最近の発見なのでしょうが)もっと興味をもつことができて、その後の人生は変わっていたかもしれない…とさえ思いました。それにしてもこの40年間の発展は大したものです。我らのしゅーまん先生が、そこに大いに貢献なさっていることは、申すまでもありません。

大いに反省していること。
せっかく正面に平岡ともこさん、その隣に麻衣子さんが着席なさっていて、じっくりとお話しできる絶好の機会だったのに、二人だけでの物理学談義にすっかり夢中になってしまい、気がついたときには、すでに食事会は終わってしまっていたことです。ともこさん、麻衣子さん、ごめんなさい。またいずれ近いうちにぜひ!

店から出て、いよいよ解散か…と思っていたら、「しんちゃん」から「友人のバラ園がすぐ近くだけど、ご一緒しませんか?」とのお誘い。時間はあったし、バラは好きだし、一応「百姓」のハシクレだし…で、同行なさる安塚綾子さん、かのんちゃん、川本典子さんご一行について行きました。

とくなが園芸のシンボル(?)巨大フェニックス

とくなが園芸のシンボル(?)巨大フェニックス

 

「とくなが園芸(ROSE Tokunaga)」の若い社長さん自ら、お忙しい中を丁寧にご案内くださり、帰り際には4家族それぞれに立派なバラの花束を、そしてあやこさんのリクエストで、廃棄予定だった(のでしょうか?)バラの苗も分けていただきました。帰ってきて、早速それを家の前の田んぼに植えたのは「速報」に書いたとおりです。

我がオンボロ草庵に飾ったバラの花束

我がオンボロ草庵に飾ったバラの花束

講演会⇒食事会⇒それにバラ園の見物と、3つのイベントが目くるめくように続いた、まさに私にとって「夢の如き半日」でありました。このようなすばらしい時間を与えて下さった、廿日市の皆様に感謝感謝です
(完)

平岡ともこさまからいただいた、カキの佃煮。おいしかった!見かけはアレですが・・・

平岡ともこさまからいただいた、カキの佃煮。おいしかった!見かけはアレですが・・・

2015年2月26日 07:24:48 カテゴリ: 未分類

さて、お約束どおり昨日の「夢のごとき半日」(!)について、少し詳しく書きます。(長いですよぉ~~)
でも、「講演会」「そのあとの昼食会」そして、さらに「バラ園探訪」の3つについてそれぞれ詳しく書くと、えらく長いものになりますので(しかも、今日木曜日は週に一度の早朝テニスの日で、08:15には出かけますので)、とりあえず今朝は「講演会」についてだけ書くことにします。
会場の宮園市民センターにかなり早めに到着し、受付で「10時からの講演会の会場はどこですか?」と尋ねますと「講演会の予定はありません」と。困っているところへ、主催者の川本さんが出てこられて、ひと安心。入り口には「笑ってGO!GO!」と掲示されていました。
「笑って…」は、日曜日の紅白歌合戦に出場された音楽グループの名称だと思っていたら、もっと広い活動を含んでいることを納得しました。

会場に入りますと、今日の演者の安塚準教授(⇒シューマン先生)が、なにやら大掛かりな実験装置を調整なさっている最中でした。
「物理学の実験」というものから離れて既に40年、レーザーと音さと回転ミラーの組み合わせに、当初はなかなかピンときませんでしたが、先生の説明で、これは「音の可視化」実験であると納得しました。

DSC_4839
まもなく、次から次へと観客が入ってこられて、そのほとんどが、すでにFBではかなり言葉を交わしているものの対面するのは初めての方々で、次々とご挨拶、そして何人かの方々とは名刺交換しました。
その最中に、なんとミッキーマウスが入場してきて、私とも握手してくれました。あとで、中身はシューマン先生の奥様、あの2・8の麻衣子さんのコンサートで颯爽と手を上げて「チューブ・ラッパ」に果敢に挑戦なさったあやこさんであると判明しました。

挨拶とおしゃべりに華が咲き、予定時間をだいぶん遅れていよいよ講演の開始。実験に使うHe-Ne レーザーをレーザーポインター代わりに使われる軽妙さに、このあとの展開が、なんとなく予想されました。
最初に、「物理学の体系」から始まって、それを先生のご専門である「凝固体の物性物理学」に絞り込んでいき、さらに先生の若いとき(今も十分若いですが)の業績である「8 MPaの超高圧化における超伝導への転移」の説明辺りでは、皆さん(私も含めて)「ん?」という表情だったのですが、いよいよそのレーザーポインターを本来の実験台に設置されて「音の可視化」実験が始まってからは、まさに興奮のルツボ!

軽妙な解説の間に「観客への質問」を差し挟む手法はなかなか面白く、「次はどんな質問が…」とワクワクするものでした。
その質問がふたつばかり終わった後、音さの振動のかわりに、紙の幕を張った円筒に先生自身のお声を「吹き込んだ」(文字通り!)ときのリサジュー図形(なつかしい単語!)に、一同大興奮!私の隣に座っていた、ごぞんじ「ゆうこりん」が、思わず私のほうを振り向いて「私がやったら、違う図形になるのかしら?」
とお声をかけられる。
それに対して「出てやらせてもらっていただいたら?」と、ここまでで留めておけばよかったのです。「今日はおとなしくしてるから」という約束で出席させていただいてるボクだったはずです。
ところが…それに続けて「そうですね、個人個人で形が違うはずだから、これはひょっとして声紋鑑定に…」と、そこまで言いかけるや、突然シューマン先生の叫び声が!
「あぁ~っ、光本さん、それは次のクイズに!!」と。
私としては、となりのゆうこりんだけに聞こえるように。そっとつぶやいたつもりだったのですが、ほわんとした雰囲気を漂わせながらもホントは鋭いシューマン先生、聞き逃されなかったようでした。
その3番目のクイズというのは、「この技術が応用されているのはどこでしょうか?」で、答えは「警察」。

DSC_4848
講演は、一同大喝采のうちに終了、そのあとは、楽器に巧みな方々による思い思いの演奏…シューマン先生ご自身のトランペットあり、観客のお一人であった若い(美しい)バイオリニストによるバイオリンあり、もちろん麻衣子さんのピアノは、突然観客の一人が持ち込まれた楽譜の初見による演奏(!)…さらには、後から到着なさったプロのトランペッターの演奏あり…で、さながら音楽会の様相に。僕も次回は何か持ってこようかな…という気に、ちょっとなったりしました。(ちなみに…この美しいバイオリニストさん、こんどの岩国RRで5キロ出場なさるとか…しかも、お尋ねするとかなりの俊足で、入賞が狙えそうでした)
それから、一同そろって近くの中華屋さんで食事会に…以後は後日書くことにします。
(続く)

2015年2月24日 07:35:45 カテゴリ: 未分類

お待たせしました、続編です。
まずは「アチャ~」のわけから。

出演グループが全部で13ある中で、僕が会場に入ったときには、すでに8つまで終わっていて、9番目から鑑賞させていただいた次第です。そのうちの11番目「ゆうと大切仲間なたち」が、我らがゆうこりん率いる子供達によるものでしたが、これについては後段で詳しく書くことにします。

最後の13番まで無事に終わった後、アトラクション(剣玉と音楽のコラボ)、それに昨日述べました壌晴彦氏による迫力満点の朗読があったあと、いよいよ審査発表。優秀賞2組、それに今回特別に…ということで審査員特別賞、そして最後に最優秀賞の発表と続いたのですが、その内の「審査員特別賞」以外は、僕が到着する前に既に終わっていたものでした。

朗読劇コンクールプログラム(第2部の一部のみ)

朗読劇コンクールプログラム(第2部の一部のみ)

9番から13番まで進んでいく中で、後になるほどだんだんレベルが上がってるな、ひょっとして予めそういう順番に並べたのかな…と内心思っていたので(後に述べます「ゆうと…」は11番目、そして審査員特別賞を受賞した「じごくからかえってきたおとこたちのはなし」(くすのき幼稚園)は最後の13番目でした)、前半は「それなり」だったのかも…とヒソカに期待(?)していたボクの目論見は完全にハズレ…だから「アチャ~」なのであります。

次に、11番の「ゆうと大切な仲間たち」について。
正直、とてもよかったと思います。これは、決して身内びいきとかではなく、構成要素のバラエティが他のグループを圧していたと感じました。通常の朗読に添えて、紙芝居(?)あり、歌あり、ピアノ伴奏(演奏はゆうこりん)あり…しかも、何といっても出版されている本からではなくて、実際に身近で幼くして亡くなった(「星になった」と表現されてました)坊やの実話をそのまま語っているという、感動的なものでした。

それらの要素の構成がとてもすばらしく(きっと、ゆうこりんのアイデアかと)、これは少なくとも優秀賞はいくかな…と、素人的には思いました…ただし、1~8は全く見ていない状態での判断だというのは、上述の通りです。
ただ…これも「素人的に」あえて申しますと、身近の実話を取り上げた、しかも幼い少年の死というとてもシリアスな内容であったことが、審査員の方々にどのような心象を与えただろうか…ということは、チラと頭を掠めました。

(完)

演目終了後、舞台から客席前に降りてから。右端の長身の女性が「ゆうこりん」

演目終了後、舞台から客席前に降りてから。右端の長身の女性が「ゆうこりん」

2015年2月23日 07:10:32 カテゴリ: 未分類

さきほどフェイスブックに書いたものを、とりあえず、そのまま転載します。よって、なんだかチグハグは表現になっていることはご容赦下さい。のちほど(時間あれば)手直しします。取り急ぎ・・・

——-

昨日の「大三角形巡回」については、リアルタイムで速報いたしましたが、あらためて書くことにします。
さあ、書くぞぉ~と思っただけでワクワクしますが、感想を交えるとえらく長いものになりうそうなので、それは後日ボクの個人HPにでも回すこととしまして、まずはここに、できるだけ簡略に書くことにします。

かなりのハードスケジュールで駆けずり回り、しかも朝から夕方まであいにくの雨でした。かなり「無理」したために、色々と不都合が起きてしまいました。
そこで…「できるだけ簡略」にするための一手段として、その「不都合」の部分だけを書いてみることにしました。

3会場での、それぞれのチラシやらプログラムやら

3会場での、それぞれのチラシやらプログラムやら

まず、最初は地元湯来町(湯来温泉)で開催された「冬物語」です。
今年の目玉は、なんといっても「湯来町交流体験センター」のセンター長との「腕相撲大会」で、もちろん「力も金もない(しかし色男でもない)」ボクが挑戦することはハナからあきらめてましたが、この巨漢(体重100キロとか)好男子のセンター長(ボクの若い友人でもありFB友でもあります)に勝てる男が近郷近在に果たしているのかどうか…と、興味津々だったのですが、始まるのは11時半。これを見物していては、これから駆けつける紅白歌合戦(さいき文化ホール)での「笑ってGO!GO!」の出演時間に間に合わなくなってしまう…と、やむなく断念。

今回初めて(?)似島(にのしま)から参加されたカキの屋台を見たり、バウムクーヘンを作るところを生まれて初めて見物してエラク感心したりしたあと、湯来町名物の「ひょっとこ踊り」をサワリだけ見物してから、そそくさと出発しました

雨の中を飛ばすこと約45分、さいき文化ホールに着きますと、会場外で平岡ともこさんと麻衣子さんが、ちょうどお昼の最中でした。麻衣子さんとのツーショットを撮っていただいたり、歌合戦に出演なさるメンバーの方に紹介していただいているうちに、ほどなくお昼休憩になりました。
第3の巡回先であるさくらピアでのゆうこりんのグループの出番が3時ころからと聴いていたので、そこまでの道のり、さらに初めての経路であること、さくらピアは駐車場に苦労すること…などを考えると、遅くとも2時にはここを出ないといけないのですが、進行が遅れ気味になっていて、「笑って…」の出番が終わったのはなんと2時15分!演奏あとの出場者全員へインタビューを、会場出口近くで聞き終えるや否や、雨の中に飛び出していったのでした。ですから、審査結果はおろか、そのあとの演目も全く見ていません。それでも「会場審査」の用紙には、しっかりと「笑って…」に○をつけて出しましたよ(笑)

さくらピア。着いたのは3時よりちょっと前だったのですが、予想通り駐車所が満車状態で手間取り、受付にたどり着いたのは3時をだいぶん過ぎていました。幸いに、こちらも進行が遅れ気味ということで、結果的には「余裕で」間に合ったのでした。

ところが・・・。以下に書くことが、昨日最大の「しまった!」だと思うのですが…。
こちらは、最後までたっぷりと鑑賞し、終わったあとの剣玉と音楽のアトラクション、そして特別委員長壌晴彦氏による迫力満点の朗読「おこんじょうるり」のあと、いよいよ審査結果の発表。これをを聞いて、アチャア~!
(やっぱし長くなってしまいましたので、続きは後ほど)

2015年2月21日 15:42:15 カテゴリ: 未分類

午前中、めずらしくたっぷり時間があったので、前からやってみたかった「ミヤトラx 約1/8」を決行しました。
ミヤトラとは、「廿日市縦断・宮島国際パワートライアスロン(Swim 2.5km, Bike 55km, Run 20km)」の略称で、それぞれのおおよそ8分の1として、
Swim(クアハウス湯ノ山の温泉プール25m)300m
Bike (クアハウスから、いつものジョギングコースの起点までの7.4km)
Run(いつものジョギングコース往復1km)2キロ

をやってみたというわけです。

タイムは、それぞれ09:16、35:30、17:16、合計タイム62分02秒
というサンタンたるものでした。
しかも、いわゆるトランジッション・タイムは含まれてませんから、それを含んで8倍すると、おお、ミヤトラの制限時間7時間をはるかにオーバーしてしまいます!(含まなくても既にゆうに超えてますが…笑)

ただし(ちょっぴり言い訳しますと…)バイクの7.4kmは全て上り坂で(これは、ミヤトラも同じ)その標高差は160mありました。ミヤトラは標高差850mと書いてありますから、単純に8で割ると100mちょい…今日のほうが勾配は少々きつかったことになります(笑)まあ、実際に効くのは単純な標高差ではなくて「累積高低差」ですから、ちょっと空しい言い訳になりましたが。
…というわけで、未だに参加を躊躇していてエントリーしていません。そのうちに時間切れに(定員オーバー)になって、参加できなくなるのをヒソカに望んでいるズルイぼくがいます。(それに、JTUへの登録料込みで3万円余りは、ちと高いし)
(写真:上はクアハウス湯ノ山の玄関の「ちゅうりん木」に吊るした愛車GIANT OCR-1, 下は、ジョギングコースの起点にて)

DSC_4769DSC_4770