さごたに通信

2015年11月23日 22:40:45 カテゴリ: 未分類

天気予報が良い方にはずれて、秋晴れの、まさに「小春日和」と呼ぶに相応しい日和の本日、いよいよ八王神社秋祭りのホンバンでした。
ボク個人にとっては、前々から周到な準備を積み重ね、ここでも何度か取り上げました「八王神社由来記」の扱いについて、氏子の皆さんからの意見を求める・・・というのが、今日の最大のテーマだったわけです。
結果を先に申します。いやはや惨憺たる結果、完敗・撃沈されてトボトボと家路をたどった・・・という状況でした。「永久帰郷を果たしてそろそろ11年、この土地の人々のことを、まだまだ十分理解できとらんなぁ~」と反省しきりです。
他の議題もあったのですが、この「由来記」の部分だけで申しますと、結局「継続審議」(結論は一年送り!)となったわけです。
具体的には・・・
(ちょっと休憩)

 

 

祭礼の後の直会(なおらい)にて。ここで「由来記」を提案したのですが・・・

祭礼の後の直会(なおらい)にて。ここで「由来記」を提案したのですが・・・

このあと、少し考え込んだ末に、FBの方には、以下のように書いてしまいました。

*  *  *

このあと、書き方についてかなり考え込んでました。書き方によっては、ヘタすると、これまで11年近くなんとか折り合いをつけてきた周辺の方々(の大半)と、かなりヤバイ関係になるかもしれないので。そこで、周辺の人も数人FB友になっておられるここよりも、例の場所に書き続けるほうが賢明かと・・・。ということで、続きはアチラで。

*  *  *

ということで、続きは「こちら」で。

まあ、今日の直会でのごちゃごちゃした議論には余りご興味ないでしょうし、それに私自身、正直余り書きたくもありませんので、ちょっと抽象的になりますが、もっと大きなテーマとして「田舎に落下傘的にやってきた(または、数十年ぶりにU-ターンもした)人間の、「地元の人との折り合いの付け方」の困難さについて、前々から思っていたことを述べてみます。

おそらく、以下のことを実感をもってご理解いただけるのは、Iターン組のUさんーKさんご夫妻やI博士など(以上Zカフェ)や、最近35年ぶりの再会と旧交の温めを果たしたUターン組のFさんなど、ごく少数の方に限定されるかと懸念いたします。

まず最初にちょっとだけ、今日の議論に至る経緯についての説明を兼ねて、恥を忍んで少々ボヤイてみますね。

そもそも私が永久帰郷を果たした11年近く前(2005年1月)、真っ先に峰ちゃん(ボクの当時50年の旧友にして、この周辺での実力者)から「あんたぁ、勉強しとるんなけぇ、歴史にも興味があろう。やつうさん(八王神社)の由来みたよーなことを調べて書いてくれんかい、立て札にしようかと思うんよ」と言われてから10年余り、あまりにも史料が乏しく(限りなくゼロ)あるのは口承による伝承ばかり・・・という中で、なかなか書けずにいたのでした。

ところが、最近になって隣家(で、しかも祖母の里)の大上さんから、私のかつての恩師がまとめられた冊子を見せられて、そこに、八王神社についてのかなり詳しいことの記載があったことがきっかけで、一気に書き上げた・・・という次第です。

(続く)

 

2015年11月19日 00:01:33 カテゴリ: 未分類

(1)出発から、大道駅に降り立つまで

ひょっとして、このボクはこれまで「雨男」だとばかり思っていたけど、ホントは「晴れ男」なんじゃないかと…今回の2泊3日の山口・秋穂(あいお)への旅で思いました。

先週の金・土は雨がち、そして旅の二日間(日、月)だけ快晴、そして早朝に山口市を出発して帰ってきたおととい(火)も昨日も、再びの雨。つまり、大事な「日・月」だけが、秋晴れの好天、まさに絶好のクルージング日和だったのですから!
わが庵の最寄り駅である、山陽本線・五日市駅から、岩徳線経由で再び山陽本線の小さな無人駅「大道(だいどう)」に降り立つまでの3時間近くの普通列車の車中で、実にの~んびりと過ごしました。五日市で乗車直前に買い求めた新書「しない生活」(小池龍之介著)を読んだり、正午過ぎには(大畠のあたり)家から持参したお弁当を食べたり、2度目の乗換えである徳山駅からは向かい合わせの女子高校生と歓談してみたり・・・。
偶然なことに、その女子高校生さんも、近くの県立高校の部活とかで、同じ大道駅で降車されました。
出口は駅の両側にあると言うので、これから35年ぶりに再会を果たそうとしている友人「Fさん」に電話して、どちらなのか確認しようとすると、彼女は親切にも「たいてい、出迎えはこちらですよ・・・私もこちらです」と、スタスタと階段を降りて行くので、ぼくも後をついて行きました。学校までは歩いて20分もかかると言うので、「じゃあ、これから迎えに来てくれる友人の車に乗せてってもらう?」と、万事控えめで、こんな大胆なことを初対面の方に(しかも若い女性に!)対して言ったことなど、これまでの生涯で一度もなかったボクとしては、ありえないような提案をしてしまっておりました。
少女は、階段の途中で立ち止まって、まっすぐにボクの目を見つめてから、満面の笑みで「いいです、いつも歩いてるから。でも、ありがとう!」と、爽やかな言葉を残して「あ、しまった!なんという発言を…」と、反省しきりの哀れなオッサンを一人残して足早に階段を降りて行きました。
高3の彼女、すでにAO試験で広島県内のある大学に進学が決まってるとのことでした。
(残念ながら、彼女の写真はありません。さすがに初対面の女性に写真を・・・とは言い出せなかったので)

この9月末の「観月コンサート」で往復したばかりの大島大橋を通過したのは、ちょうど正午ころでした。

この9月末の「観月コンサート」で往復したばかりの大島大橋を通過したのは、ちょうど正午ころでした。

(続く)

 

2015年11月17日 10:19:33 カテゴリ: 未分類

おはようございます、山口市滞在、ついに3日目になってしまいました。
「35年間の空白を埋めるには、1泊2日じゃとても足りん」とばかりに強く引き留められて、さらに1泊延ばすことに…

ふじさんの愛艇「富士丸」と

ふじさんの愛艇「富士丸」と

昨夜は湯田温泉でのんびりと露天風呂に浸かったあと、軽く食事とカラオケ、そのまま山口市中心部にある、ふじさんの事務所に一緒にお泊まりでした。

ところが…今朝はこのあと0530にここを出て山口駅まで歩き(15分くらい?)、電車に乗らなくてはいけなくなりました。
と申しますのは…。

昨夜、楽しい二人での夕食の最中に、隣家の峰ちゃん(60年来の友人)から電話があり、「あしたのやつぅさんの幟立てよのぉ、昼からに予定しとったんじゃが、どーでも降りそうなけぇ、午前中にしょー思うんじゃが、あんたぁ出られるかい? その時間にゃあ、どんぐりさんが出られんけぇ、あんたが出んかっつりゃあ、二人じゃああの大けなんをよぉ立てんともうんよ」(念のため標準語訳: 明日の八王神社の幟立てだけど、午後に予定してたんだが、どうでも雨になりそうだから、午前中にしようと思うんだが、あんた出られるかい? その時間には団栗亭さんが出られないから、あんたが出なかったら、ワシと光春さんの二人では、あの大きな幟を立てられないと思うんだよ。)

というわけで、ふじさんお奨めの「朝の8時から始まる近くの朝湯」もあっさり諦めて、しかもおとといの~んびりと鈍行で来た時の片道料金の3倍近く払って、新山口→広島間は15カ月ぶりの新幹線を使って、急いで帰ることになった…とゆー次第です。

帰宅のあと直ちに、峰ちゃんから言われた集合時刻9時にやつぅさんに集まり、昼までに済ませてから少し休んで、1630には出掛けて毎週火曜日の「夜のお仕事」に向かいます。

ふじさんお手製のタラバガニ鍋。ご自分で栽培された新鮮な野菜たっぷり!

ふじさんお手製のタラバガニ鍋。ご自分で栽培された新鮮な野菜たっぷり!

従いまして、この度の山口へのヨットに乗せていただく2泊3日の旅のまとめ編、明日以降になりそうですので、このあと、言わば「中間報告」を少し書き始めておこうかと。

2015年11月14日 05:48:54 カテゴリ: 未分類

平成27(2015)年11月14日

金融庁長官 森信親殿

〒738-**** 広島市****

(携帯:***-****^****)

** ** ㊞

 

請  願  書

標題: 金融機関および信販会社の、利用者に対する貸出条件及び対応等の不条理の是正と、各当該機関への指導の徹底

要旨:

私、** **(広島市在住)は、昨年の12月と今年の11月(ごく最近)の2度に亘り、それぞれ異なる目的のために、それぞれ地方の金融機関と信販会社に融資を申し込みました(昨年は約1,100万円、今年は約100万円)が、いずれからも一切理由の開示のないままに、一方的に融資を拒否されました。この理由について、私本人としては全く身の覚えがないので、少なくとも理由の開示と、それについて借用希望者との話し合いを実施すべく、各当該金融機関(信販会社を含む)に行政指導されたい。

 

本文:

[事例1]

昨年12月、太陽光発電事業を興べく、広島を拠点とする某信用金庫に「ソーラーローン」と称する制度があるのを知って、それに申し込みました。これは、「設置後の設備を担保とし、月々の電力会社への売電料を返済にあてて、10数年で完済する」と明記したフレームでしたが、話が進んで最終段階になった時点で、突然「融資はできない。理由は一切説明できない」という一方的な通知を受けました。それに納得できず、また事業を委託していた電気工事店のお奨めもあって、なんとかその信用金庫の担当者と交渉して、ようやく「融資課長」と電話で話すことができましたら、課長からの返答は

・あなたの貯金が少なすぎる。収入も国家公務員共済年金が主たるものであって、はなはだ不安定である。

・担保物件として所有地(山林を含む)25,000平米を記載されているが、わが社としては田舎の土地には一切担保価値を見出さない。

というものでした。

これに対して私は「いったい貯金がいくらあったら十分なのか?」と訊ねた所、課長は「融資希望額と同じ1100万円ですね」と、平然と答えました。その返答に当惑した私は、電話を終えたあともしばし呆然としておりました。「そもそも貯金がそれだけあれば、そもそも借金をする必要ではないではないか!」と訴えていたのを側でお聞きになっていた電気工事店の方からは「商売では、貯金はキープしたままで融資を受けることはよくある」となだめられましたが、私はその時点で事業をやっているわけでなく(これから太陽発電の事業を始めようとはしていましたが)あくまで当時としては「いち個人」であったわけで、その説明は当たらないと思いましたが、他の金融機関からも一切断られたので(中には、広島の最大手H銀行のように「融資額が少なすぎるから」というのもありました。)やむなく事業の開始は断念せざるをえませんでした。

その後しばらくしてから、東京で太陽光発電の会社を経営している友人(高校の同級生)から、「環境庁が、そのようなことのないように指導しているはずだから」という助言もあって、当時の環境庁(ある意味、私の古巣でもあります)再生可能エネルギー推進課(当時。今は既になくなっているか改称しているようです)宛に問い合わせの文書を送付しましたが、全く回答は得られないままに、今日に至っております。

 

[ 事例2 ]

これは、[事例1]

に比べたら、額も約1 / 10 と小さく、しかも「ピアノ購入」という全く個人的な事案であり、対象も前者の信用組合から「信販会社」へと、ワンランク下の事例ではありますが、対応は似たり寄ったりでした。 問題は、額の多寡には関わりません。

先日(11月12日)、「音楽館 ピアノプラザ広島店」で、一台の中古のグランドピアノ(約100万円)を契約して、その場でお見せの方が書類を信販会社に送付されたところ、その数十分後には「融資不可」との返答があったとのこと、しかも、事例1と同じく、その事由については、お店に対しては「客の個人情報だから」と明かさず、「ここにお客様がいらっしゃいますが、かわって直接ご説明くださいますか」とお答えになると、それに対しては「客とは直接話さない決まりになっている」とのこと。

私個人には、特に融資に関するトラブルはなく、現に昨年の8月に購入した中古車(約90万円)のローンもこの10月には(ひと月遅延したものの)完済し、現に車検証の名義変更も完了しております。

やはり、(説明はいただけないものの)「貯金が少ない」あるいは「すでに引退していて低収入が年金しかない」というものであろうと、想像するしかありません。

 

[ まとめと要望 ]

そのピアノ店社長のご説明には、そのような対応は、もしかして金融庁からのお達しによるものではないか・・・というご推測が含まれておりました。

元・国家公務員ののハシクレでもある私としては、貴庁がそのような「客には一切理由を説明するな」などという「お達し」をなさっていらっしゃるとは、到底信じがたく、ここに、その確認を求めるとともに、もし万が一当該機関もしくは信販会社にそのような「誤解」が存するのであれば、可及的速やかに是正すべく、宜しくご指導いただくことを、切にご要望致す次第であります。

 

以上

** **(自署)

 

2015年11月13日 02:19:53 カテゴリ: 未分類

DSC_8692M DSC_8690TFBやここでもそれとなく匂わせておりました「大買い物」、実はグランドピアノだったのです。

それが、いまや風前の灯に・・・というハナシを書きます。

2(月)に安佐南区大町にある「音楽館 ピアノプラザ」で一目ぼれした一台のグランドピアノの購入の本契約のために、本来明日の夕方に約束していたのを、こちらの事情急変で急遽昨日(12日)、廿日市のテニスのあとのお昼時間に訪ねました。廿日市から山陽道を東にぶっとばすオープンカーで、往年ののELSAのシャンソンを、ボリュームを思いっきり上げて鳴らしながら。

ちょうど正午に到着。契約の書類を淡々と書いている途中で、若くてステキな女性が挨拶に来られ、礼儀正しく「これから調律に伺わせていただくことになります、調律師のUです。」と。そのまま色々とおしゃべりしてすっかり盛り上がっているところへ、なんと外出中だったY店長も、わざわざ戻って来て下さいました。

ところが、その途中で別の店員さん(これまた、とてもチャーミングな・・・)から驚くべき知らせが!私が書いた契約書(割賦支払いの詳細)を信販会社に送ったところ、Noの返事だったとのこと。これまでのなごやかな雰囲気は一変、スワ一大事!!

そのあとの対処の詳細については、コトの性質上一切省きますが、色々とあの手この手で、一緒に対応すること約3時間、途中からは、お店から少し離れた本部?にいらっしゃる社長自らも加わって(この件のためだけに駆けつけられたのではないご様子でしたが)、結局社長と店長の「こちらでベストを尽くして信販と交渉しますので・・・」のご挨拶に見送られてお店をあとにしたのは、すでに16時を回っていました。私はモチロンのこと、お店の方々、この大騒動でお昼を摂り損なわれたのではないかと・・・。

なんともいえぬやりきれなさ、そして「シンパン」全体に対する沸々と沸き起こる不信感・・・何やらヤケクソな気持ちでELSAの音量をさらに上げて、暮れなずむ家路の田舎道を再びぶっ飛ばしたのでした。

(最近K庁の長官に就任したらしい後輩のM君に、この件を話してみようかな・・・完全なる独り言デス)