すでに一昨日のハナシになりますが・・・
7年前に、わが草庵の貴賓室の屋根に自作した「もくせい天文台」が、わずか7年間でボロボロに朽ちてしまって、そこに設置した望遠鏡本体( Mizar 150SS )をいつか降ろしてあげなければ・・・と何年間もずっと気に懸かってたのですが、おとといのこと、意を決してようやく降ろしました。実は「もくせい」は「木星」と「木製」の掛け言葉でして・・・。
ボロボロに朽ちた「天文台」と、其の上に健気に踏ん張っていた望遠鏡本体(写真ではわかりにくいですが)
望遠鏡本体も架台三脚もひどい惨状で、望遠鏡としては、もはやとても使えまい・・と半ばあきらめていたのですが、長時間かけて丁寧に降ろして、地上に設置しますと・・・なんとちゃんと見えました!
7年半ぶりに地上に下ろされて、見事に復活したミザール君
早速、今とても美しい三日月と、それから明け方になってからは、今話題の金星をしっかりと捉えることができました。もっとも、わが国の金星探査衛星「あかつき」は全く見えませんでしたが・・・(笑)
しかし・・・詳しい方は既にお気づきのようにMizar 150SSと言えば、チョーのつく入門機種、いわばオモチャであり値段もせいぜに3万円台、モードラも、カメラユニットさえもついておりません。先ではお金を貯めてせめて200mmの本格的なのを購入して(自動追尾装置付で100万円くらい)、しかるべきに仮説の天文台を・・・と、ヒソカに計画しております。問題は、ずばり資金です。