さごたに通信

2016年1月6日 05:52:40 カテゴリ: 未分類

元旦の一日(1)「想定内」編

みなさま、少々遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

おおまかに申しまして、大晦日にFBの方に公表しました「三ヶ日の予定」に、ほぼ沿って過ごした元日でしたが、当然ながら、番外やら付け足しやらもありました。まずは(1)としまして、その「想定内」の部分から始めます。

大晦日、予定通り2230に神社に着きますと、例によって既に何人かは集まって火を焚き始めておられました。私も、早速それに合流して、巨大でやたらに重たい灯火台(って言うのかな?ゆうに100kgはありました)2基を、3人して引っ張り出して参道に据付けて点火しました。

新年を迎える直前(午後11時頃)の大森八幡神社拝殿

新年を迎える直前(午後11時頃)の大森八幡神社拝殿

それからいよいよ社務所の窓口にお札やらお守りやら並べておりますうちに、いつの間にやら他の総代さん達は、外に出て焚き火に当たり始め、私一人が社務所に大きく開けた窓口でそれらの販売やら、参拝客のカウントやらを担うハメになりました。まあ、例によって「最も新米な総代さん」ということで、ある程度覚悟はしておりましたが…その場所の、何と寒いこと、寒いこと!
参詣者第1号は、まさに歳の改まった午前0時ジャストにいらっしゃいました。2名との知らせを受けると、カウント係りも兼ねている新米の私は「正」の字を2画だけ書き記します。

社務所前の棚にお守りやらお札やらをずらりと並べて、いよいよ初詣を出迎える準備万端

社務所前の棚にお守りやらお札やらをずらりと並べて、いよいよ初詣を出迎える準備万端

深夜の参詣者が20人ばかり続いてほぼ途絶えた午前2時過ぎ、総代一同いったん解散してそれぞれ家路へ。私は、そのあとの彌山登山に備えるべく、まず軽く腹ごしらえしてからコタツ寝…もちろんアラームを午前4時にセットして。

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なんか、ぶーぶー鳴ってるのは夢心地に聞こえたんだけど、もうちょっと寝かせてよ~アラームくん・・・と起きまどっている内に、なんと5時近く!

大慌てで、すでに万端用意してあった荷物一切を愛車に放り込んでから五日市への道を急ぐ。外気温マイナス4℃は、今季最低。

前日の雨が凍結しかかった道をオソルオソル飛ばすことわずか25分で五日市駅に到着。急いで階上の改札に駆け上がると、なんと、例年元旦には終夜運転のはずの列車が、今年は運行していない! しかも0608の始発電車が遅延!どうやら電線に霜がに付着してのことらしい。急いで広電宮島線に移動すると、こちらは始発の0558はちゃんと定刻通りという。

なんでJRの電線だけが霜に・・・などと余計なことには思索を巡らすことなく、すなおに宮島線の客となり一路広電宮島口駅へ。

車中の客は、ほとんどは宮島参拝客に違いないんだけど、特にそれらしい着飾ってるとかではなく、人数もそれほど多くない。まるで日常の通勤電車と変わらないけど、そんなわけはないですね・・・今は元旦、つまり一月一日の早朝なんですから!

終点宮島口駅で電車をとびおりて、ちょうど着眼してたフェリーにび飛び乗って、いよよ目的地宮島を目指します。

港から、思いっきり早脚で歩くこと約20分、ロープウェイ紅葉谷駅に着いたのは、すでに7時近く、日の出予定時刻まで16分と迫っていました。

かや谷駅で大きなゴンドラに乗り換えるや、まもなく南東の瀬戸内海水平線から平成28年の初日の出が!雲海の上に浮かぶご来光に、乗客全員しばしうっとり・・・同時にもちろんカメラの放列が。

平成28年(2016年)の初日の出は、瀬戸内の島々にかかる雲海から

平成28年(2016年)の初日の出は、瀬戸内の島々にかかる雲海から

獅子岩に到着すると、展望台はすでに初日の出を拝む人でいっぱい。その間を、文字通り縫うようにして、写真を撮ってもらったり撮って差し上げたり。

DSC_9631

10分ほどで獅子岩駅に戻ると、さあタイヘン! まさに「行きはよいよい、帰りはコワイ~♪」の童謡のごとく、なんと1時間待ちでようやく帰りのゴンドラに!紅葉谷液から船着場までは文字通りダッシュで・・・。

ロープウェイ獅子岩駅は大混雑で、くだりは1時間待ち!

ロープウェイ獅子岩駅は大混雑で、くだりは1時間待ち!

その待ち時間がそのまま「約束した大森八幡への帰還時刻の遅れ」となって、総代仲間たちから叱られること叱られること! その最中に、タイミングよく吉野綾さん妙さんご姉妹が参詣にいらっしゃってご挨拶、危うく難を・・まさに救いの女神のお二人(+綾さんの可愛いお嬢ちゃん二人で四女神?)でした!

吉野綾さん(ピアノの妙先生のお姉さま)と、その愛娘さらちゃん)

吉野綾さん(ピアノの妙先生のお姉さま)と、その愛娘さらちゃん)

ほどなく11時から神事「歳旦祭」(さいたんさい)が始まり、和装姿のせいか、私は最前席に着座させられました。

ふと後を振り向きますと、最前に陣取った氏子総代の後ろには、なんと大勢の一般参拝客の方々が! 玉串奉奠に際して、用意した50体の榊は何と3巡して使い回すほどでした。例年は、その50体でも余るのだそうですよ。

神事を終えるや、休むまもなく、総代だけによる直会(なおらい=神事に伴う宴)が始まり、神棚に供えられたお神酒の一升瓶が次々と開けられて・・・あとはご想像にお任せします。

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