さきほど、ようやく下関の林神父様からの写真が2枚届きましたので、「受洗50周年記念イベント」(1・3)について書きます。
実は、神父様からの写真、あくる日の4日には早速送って下さっていたのですが、あて先が、私が4~5年前から既に使ってないものだったため、「発見」に手間取っていたという次第です。
正月3日の14:30、下関から新幹線でご到着の神父様を広島駅に出迎え。帰省客のリターン・ラッシュのせいか駅周辺は大渋滞、それを予期して思いっきり早めに自宅を出たのだけど、それでも15分ばかり神父様をお待たせした上、駅前駐車場に入れないために、路上で「拾わせていただく」羽目に。
15時半、広島学院に到着。昨年秋に竣工なった新聖堂は、神父様にとって初めてということで、もの珍しそうにも、感慨深げにご覧になっていました。
ほどなく、もう一人の「50年前の受洗者」である水内健二君(現・佐伯中央病院院長)が現れ、ついで、なんと林隆一郎先輩(我々よりも2年先輩)も! 先輩、私が事前にお招きしていた時には「遠慮しとく」というご返事だったのに、やはり「9期の連中が心配でお節介ぶり」を発揮されて急遽ご参加でした。
それに加えて、今回特別のお計らいで新聖堂の使用をお許し下さったRosado修道士もご列席下さり、神父様も含めて合計5名で、小さな小さな記念セレモニーは始まったのでした。
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その瞬間から、場の空気は全く変わり、その場所はもはや「広島学院の新築の新聖堂」などではなくなってしまいました。50年前にタイムスリップ・・・などという生易しい表現ではとても追っつかない、まさに50年前の林尚志神学生が、そこに出現したと言っても決して過言ではありますまい。
3日が偶々「主の公現」の主日ということで、私が前に立ってたどたどしく朗読した「マタイによる福音書第2章1-12節」に続いて、それにちなんだ説法をされたのですが、その(小さなお身体に似合わない・・・失礼!)大きな身振り手振りといい声の張りといい、50年前、まだ司祭に叙階なさる前の「林神学生」31歳ご自身がそこに、それこそ「公現」なさっておりました。
(続く)