まずは、左の写真をごらん下さい。地元の秀峰大峰山(1050m)を、登山道の途中から仰ぎ見たものです。澄み切った冬の青空、木々の枝々をフンワリと飾る雪の純白・・・やはり、山は「冬の、しかも厳冬期のモン」です、しかも、できれば「単独行」が良いです。
しかしながら、山頂までたどり着くまでの長い長い雪中行軍(!)、そして下るときの苦労は、並大抵なものではありません。加えて・・・昨日の単独登山の場合、やっとのことで下山して、待ち受けるわが愛車にたどり着いてからのひと騒動・・・というオマケまでついてしまいまして・・・。
いや、またもや長い長い文章、「続く」の連続で皆様を悩ませることになりそうです。途中での、そしてもちろん、やっとたどり着いた山頂からの写真も、たっぷりとちりばめる予定ですので、ご期待下さい。
* * * * *
きっかけは、元旦の「白木山ご来迎登山」失敗でした(この直前の「さごたに通信」ご参照あれ)。その後、いわゆるリヴェンヂの機会をうかがってたん ですが、おととい5日は午前中快晴の予報、これなら「4日遅れの(!)初日の出」が見られるかも・・・と、今度は遠くの白木山ではなく、通常なら車で約 30分で登山口までたどり着ける、地元の秀峰大峰山の頂上を・・と、午前4時から起き出して準備したのでした。
草庵を出てから約40分、通常の無雪期ならとっくに登山口まで着いてる時間をかけて、やっと廿日市市平谷地区を通り抜けて町外れの県道42号線に。予想通り、「冬季閉鎖」のド派手な電光掲示板(死語?)がオレンジ色に輝いてます。どうしよう・・・とりあえずは、愛機Konica-Minolta αSweet(重い重いデジタル一眼レフ)をザックから取り出して撮影。ここで引き返してしまえば、これが本日唯一の写真になるかもしれない・・「白木山での断念」についで、またもや「大峰山での断念」となるのか・・・しばし自己相克を繰り返した末、やっぱし「強行突破」することに。
(続く)