あまりにも多忙で多彩な日々が、ボク自身をどんどん追い抜いて行く・・・という実感が満ち溢れている最近の日々です。
「しわいマラソン」、まだ書きかけ、他にも色々なテーマで、末尾に「続く」と書いては、それっきり・・全くだらしない書き散らしようではありますが、そんなことにいつまでもこだわっていると、どんどん「追い抜かれて」行くので、ここらでうんとすっ飛ばして、最近の大きなイベントに限定して、書き進むことにします。
まず今回は、ずばり、「大峰1050秋祭りに参加して」。
まさに「秋晴れ」の3文字がふさわしい10月16日日曜日、我が草庵からわずか約9キロしか離れていない、それでも行政区画上「となりの市」になってしまう、廿日市市は玖島(くじま)という所で行われた、「大峰1050の会」主催になる「大峰1050秋祭り」にお招きいただき、参加しました
公共交通機関というものが事実上皆無である「地方」の大きな課題は、「飲酒の後のアシ」確保でありますが、今回は幸いにも、親切な近所の方が帰りのアッシーを引き受けて下さったので、遠慮なく甘えることにしました。
まず、「行き」はチャリンコ(しわいウルトラマラソンを追っかけた、わが自慢のロードバイク=正確にはクロスバイクと呼ぶらしいデス=でアリマス)、麦酒や焼酎など痛飲してすっかりべろんべろんになってるであろう「帰り」はアッシーさんに乗せてもらい・・そして置き去りにされたあわれなチャリくんは、あくる日に我が愛車(ロードバイクやクロスバイクなら、ルーフに2台、荷物スペースに1台、計3台搭載可能)で回収に向かう・・という手段をとったのであります。
さて、広島市と廿日市市の境界にある緩やかな峠を越える約9キロの道のりを、チャリで40分もかかって到着すると(まったく、「トライアスリートの恥さらし」みたいな遅さ!)、出迎えていただいたのは、親切にも先日我が草庵をわざわざお訪ねいただいてまで小生をお招き下さった[「大峰1050の会」Y会長、そして・・なんと受付には、とても爽やかな美形の女性がいらっしゃるではありませんか!
美形の女性が決して嫌いではない、まだまだ仏道の修行の足りない小生、素直なうれしさの反面、「わっ、我が伏谷地区には、こんな洗練された女性はおらん、負けたぁ・・・」と、若干のジェラシーも芽生えてしまう始末。
受付を済ませると、すぐに好感度120パーセントの男性が近づいてきてくださり、Y会長自らが運んできて下さった缶ビールで3人で乾杯したあと、いきなりディープな会話に・・しまいには「お釈迦様は、本当は何を言いたかったのか?そもそも [修行(または「自力」)」をめぐる、お釈迦様自身、そして29歳の若き親鸞のディレンマをどう理解するのか?] という、我が残り少ない人生における最大のテーマの一つにまで、あっという間に昇りつめてしまう。
そこらでひとつ気分転換すべく、親と一緒に参加してた小さな子供たちを相手に無邪気に遊んでみたり、麦酒のコップ片手に初対面の方々と次々に会話を交わしてみたり、卒業以来なんと40ン年ぶりという小学校のクラスメイトに出っくわしてみたり・・・の、まさに私腹の・・・じゃない、至福の時は、どんどん過ぎていった。
大鍋 「祭り」のひとコマ・・大鍋が!
少々歩き疲れ、元の席に戻ってひとやすみ。そこには、先ほどディープな議論を交わした高感度120%の紳士の代わりに、愛くるしい少女二人がちょこんと座っている。一人はちょっと大人っぽくて中3くらい、もう一人はまだあどけなさの残る小学校高学年・・と、これまでの数年間学習塾でのアルバイトで培った判定眼を頼りに本人たちに確かめてみると、「二人とも中1です」だと(笑)
聞いたら、学校は佐伯中学校。勝成山への展望ドライブで通いなれた道の途中にある、聞き慣れたその名前に接し、玖島からかなり離れていることに少々驚いてみたりして、普段あまり会話することのない女子中学生2人と還暦オッサン、少々ぎくしゃくとした会話を交わしたあと、隣のテーブルにいらっしゃった、最初から実は気にかかっていた受付の爽やかな女性に向き合った(お、いよいよだね・・・)
いきなり「子供さんはいますか?」と不躾な質問をしたところ、「ハイ、さっきまでお話になってたあの子が娘です」。
それをきっかけに、色彩りどりに会話がはずみ、まるで夢見心地の内に、とうとう赤外線通信でメアドを交換するまで至ったところ、さきほどの120%おじさんに目ざとく見つけられて、証拠写真まで撮られてしまう・・あちゃあ~
ほどなくアッシー君から、すぐそこのゴルフ場まで来ているというメールが入り、まだ盛会中の祭り会場を後にすることになった。さっきの「中3くらいにみえた、実は中1のお嬢ちゃん」と、その母親であることが今では判明した爽やかな女性、それにY会長に見送られて。
爽やかな、気持ちの晴ればれするような秋のひとときを満喫し、わが郷里伏谷に戻ってきたのでありました。
(完)
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