元旦の御来光登山の下見で、宮島・弥山に上がってきました。
弥山へのご来光登山は2007年元旦以来8年ぶりですが、今回は大聖院コースから山頂を目指す予定です。
途中、標高170mあたりに眺めの良い展望台があり、そこで一人の女性が休憩中でした。
思い切って声をかけると、日本語も英語もはほとんどわからないとのことで、ボクの片言の北京語とジェスチャーでわかったことは、台湾からたった一人で旅行に来て、明日は帰国するとのこと。
この出で立ちで弥山を目指すんだとか。
(と、ここまでFBの方に現地から速報しました)
続き(詳細)です。
元旦の初詣を二日後に控えて、この日に宮島に渡る人は少ないだろう…と勝手に想像していたのですが、宮島口の桟橋に着いてみるとかなりの人人…。
8年前に登った、最もポピュラーな「紅葉谷コース」に比べ、ほとんど頂上付近まで立派な石段が整備されていて、ずっと登りやすい(特に日の出前の暗い中では)と思いました。途中、山頂間近で、おそろいの作務衣姿の3人の若い方々(男1、女2)が、箒で石段の登山道を掃き清めていらっしゃったので尋ねると、「あさっての初詣とご来光登山に備えて、年に一度登ってきて掃除しています。ここはすべて大聖院の敷地ですので」と、誇らしげにお答えになった。最初ボランティアの方たちかと思ったが、どうやら大聖院で「修行」なさっている若きウバソク、ウバイ(漢字、書けません…勉強不足です。パソコンの辞書にもありません。)でいらっしゃるようでした。
そこから10分足らずで、「消えずの霊火」で知られる求聞持堂(ぐもんじどう)に出て、そこからは一息で弥山頂上(標高530m)。
登りは、大聖院登山口から約2時間かかった(途中の弁当も含めて)のでしたが、帰りはほとんどノンストップで、標高差530mを70分で下りました。
元旦、果たしてご来光は拝ませてもらえるか…今のところの天気予報(必ずしも当たらないけど)によると、ほぼ見込みなし。念のため、各局そろって「朝から晴れ」と予報している3日の朝を期して、いちおう2日に島内に安宿を予約しておきました。