久しぶりに積雪も大したことなく、4日ぶりに走りに出られそう。それに最近ようやく少し興に乗ってきたピアノの練習もたっぷり…こんな日曜日の午前中にしようと予定していた矢先、とても残念な大ニュースが飛び込んできました。
申すまでもなく、「ジャーナリスト後藤健二さんが、「イスラム国」によって殺害された事件です。
報道番組が目白押しでもある日曜日の午前中、なんだか、しばらくテレビにしがみつきになりそうです。同じしがみつくのなら、「後藤さんとサジダの人質交換」生中継を見たかった!
この事件について、「少し専門的な」評論を、ここに書こうとしているのですが、これも「テレビしがみつき」で、なかなか書けないかもしれません。とりあえず、これらの番組は録画にしといて、まずはそれらを見る前の時点における私の独自の見方を簡単に述べておき、それからこれら一連の報道を録画で見た後で、それらの情報を参考にしつつ、改めて書き加えてみようとしています。
まずは、速報的に「独自見解」を…。
とても残念な結末です。安倍首相の「断固として許さない!」という決意表明にも十分賛同できます。しかし、ちょっと複雑な思いもあります。
そもそも、報道によると、すでに昨年10月の時点で政府首脳陣は、日本人二人が「イスラム国」(この表現にも多少の抵抗感はありますが、報道にしたがってこれを使います。殺人犯は、そのメッセージで“Islamic Caliph”=イスラミック・カリフ=と自称していましたが)に拘束されており、さらに奥さんのところに脅迫状も届いていたという事実を知っていた(もちろん、われわれ一般国民は全く知らされていなかった)わけで、それを十分に把握した上で、安倍首相はアラブ歴訪を行い、エジプトでは、例の2億ドル支援を約束する演説をし、さらに今回ほとんど「主役」となったヨルダンを訪れて、国王とも会談しています。
もし、拘束の事実を知らないで行ったことなら「結果論」ということもできるでしょうが、知った上での行為とするなら、これはむしろ「確信犯」と言っても過言ではありません。
安倍首相得意の「勇み足」外交ですね。
ボクがもし後藤さんの親族だったら、それこそ安倍首相を相手取って訴訟を起こしたくなります。
(ここまでで中断して、あとは「一連の報道」でさらに情報を仕入れてから書き加えることにします。今夜か、例によって明日の未明になるかと思われます。)