さごたに通信

2015年2月10日 15:09:38 カテゴリ: 未分類

ちょっと前後しますが、2・8(日)のことを書いたフェイス・ブックの記事を、そっくり転載しておきます。2・9(月)の早朝に書いたものです。

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今日、これから岩国・錦帯橋ロードレース(3・8)の試走に出かけるので、きのうの2件、とりあえず手短に書いておきますね。

まずは、地元町内会のとんど祭り…えっ、こんなに遅く?って感じですよね。ここの町内会では、毎年「2月の第2日曜日」が恒例なのです。
朝から雨もようの肌寒い天気、なんとか決行することに決めたものの、その後も雨がみぞれまじりになったり、かと思うとつかの間の晴れ間があったり、しまいにはみぞれの本降りになったり…で、例年のことながら、天気に翻弄された半日でした。

2番目。
3時前にとんどからほろ酔いで帰ってから、すっかり冷え切った体を熱い風呂でぬくめてからちょっと昼寝…5時前に出かけて広島駅北側のホテル・チューリッヒ東方2001に向かいました。
かねてから心待ちにしていた、平岡麻衣子さんのディナーコンサート会場です。

昨年の湯来町でのチャリティ・コンサートでは、大勢の出演者の中のお一人で時間も短く、またもう一人のピアニストの方との連弾でもあったので、よくわからなかったのですが、今回は全部で(アンコールなどを含むと)13曲、そのうちソロが6曲ということで、麻衣子さんの現時点でのご回復ぶりを十分に確認することができました。しかも、鍵盤の上での両手の動きがよくわかるように、ピアノの脇に大型スクリーンに投影する仕掛けがあって、はっきりと拝見できたのです。

想い障害から立ち直りつつあるピアニスト、平岡麻衣子さん

想い障害から立ち直りつつあるピアニスト、平岡麻衣子さん

事故当初、完全不随だったはずの右手の動きが、ほぼ完全に近い形で復活なさっていて、リハビリへの並々ならぬ努力を想像することができました。

なお、ちょっとしたエピソードなのですが、食事が終わって演奏が始まる直前にトイレに立ったところ、その近くのステージへの入り口で、お母様(ともこさま)に付き添われた車椅子の麻衣子さんにばったりと出会い、短い言葉をかわし、さらに握手もさせていただきました。しっかりと開いた左の目で私をみつめられた目には、「慈愛」にも似たものを感じ、差し出された右手の柔らかな優しさと重なりました。

ディナー・コンサート約120席は、ほぼ満席に

ディナー・コンサート約120席は、ほぼ満席に

第2部はチューバとの共演だったのですが、チューバには、かつての教え子(女子高校生)の吹奏楽部での演奏を2,3度見に行って、慣れ親しんではいたのですが、このようにソロ(ピアノ伴奏)での演奏に接するのははじめてのことで、この、どうみてもソロには似つかわしくない巨大なラッパで、ちゃんとメロディーを演奏なさっている技量には感服しました。それにしてもデカイ楽器だなぁ~。

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