(例によって、最初の2段落は、FBの記事ほぼそのままです。)
11月とは思えぬ異常な暖かさの昨日土曜日、はるばる50キロ余り北に向かって愛車を飛ばし、芸北は荒神原、広島ー島根・県境がすぐそこという所に位置する、ご存知「ぞうさんカフェ」を訪ねて参りました。
何度も繰り返して申しておりますように、毎週土曜日は職場が原則18時まで。それを15時で早引きしていったん自宅に戻り、今夜の夜更かしのためにちょっとだけ昼寝してから(いいトシこいて夜にめっぽう弱いので)、「暖かい」曇り空の中を出発しました。
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山登りで通いなれた国道186号ではあるけれど、時折登りに行く県境の山・雲月山へは少し手前で右折するし、その手前のオークガーデンは左折するし・・・で、ふだん186号をこんなに奥まで真っ直ぐには来ないよなぁ~という所まで入り込んで、ついに「ぞうさんカフェ」の巨大な建物が見えてきた。事前の案内には「雄鹿原郵便局の向かい側」とあったが、建物の規模からして逆に。鹿原郵便局の方が、ゾウさんカフェの・・・との表現がより適切と思われるほどであった。
到着すると「映画祭の終りころに漸く帰ってくる」と知らされていたハカセこと、井筒智彦博士が、そこにいらっしゃるではないか!お聞きすると、「いやぁ、先輩がいらっしゃるというので、お待ちしてたんですよ。でも、映画が始まったころにちょっと抜けて、まだ戻ってきます」と、ウレシイお言葉。
その巨大な建物の内部に所狭しと並べられた無数の「そうざんグッズ」の説明を、慣れた調子でやっていただいてから、しばし歓談。テーマは自然に「東京からこの大田舎に、いわゆる I ターンしたことによる苦労話」に。さらには、私のようなUターン組と、ハカセのような I ターンとでは、地元からの受け止めがどのように違うか・・・という、言ってみれば「I-U論争(?)」にまで発展しつつ、冒頭からかなりの深まりを呈し、このあとの深夜トークでの更なるディープな展開を、否が応にも予見させるものであった。
そして、この予見は、見事に的中したのであった・・・しかも、かなり意外なカタチで。
(続く)